2010年12月16日木曜日

天才という観点でとらえる夫婦別姓

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1) 天才が世に出て、


2) 天才が活躍することによって、


3) 多くの人間が幸せになる。


有史以来、直近の50年より人間が幸せだった時代は存在しない。


(先進国限定かもしれないが。)


多くの人が飢えることなく、


多くの人が自由に学び、


多くの人が能力に応じて自由に生き方を選ぶことができる。


職業が流動化すると、たくさんの天才が活躍して、


いろいろなものを生み出し、改良し、定着させ、


どんどん世界を便利にした。


例えば、考えて欲しい。


コンピュータは我々の生活を格段に便利なものにした。


Bill Gates、Steven Paul Jobs、孫正義、Mark Zuckerberg・・・


他にもコンピュータ・イノベーションに関わる天才は山ほどいる。


彼らが仮にザイールで生まれていたらどうだろうか。


おそらく彼らはイノベーションを為し得ない。


他にも、Einstein(物理)とか、Stravinsky(音楽)とか、


みんなそこそこ恵まれた環境にいたから、


才能を開花させ、発揮することができた。


天才が発芽し、開花するためには、


身の安全と、最低限の教育と、職業選択の自由、


この3つが必須である。


だから、南米とか東南アジアとかアフリカの国々が豊かになれば、


もっとたくさんの天才が出てきて、僕たち一般人も幸せになる。


その一方で「女性はおとなしく家庭を護れ」っていうのは、


天才を半分殺すことと同価なんだよ。


川口順子とか、勝間和代とか、片山さつきに、


「女は大人しく茶でも汲んでろ。」とか言えるわけないよね。


働く女性が結婚して、姓の変更が障害になるなら、


別姓を認めるぐらい、どう考えたって些事だ。


また、天才を多く有することは即ち経済的優位性に結びつくから、


言ってみれば国力そのものともとらえられる。


そんな天才が半分に減ってしまうデメリットと、


氏姓制度という、始まって100年ちょっとの浅い伝統を脅かすデメリット、


どちらを選択することが愛国で、


どちらを選択することが売国か、


"小倉秀夫さんにtwitterでからんで、明らかに論破されているにもかかわらず、決してめげない"
ネトウヨさんは考えて欲しい。


そして最も多感な思春期の、可能性溢れる女性たちに、



「素敵なお嫁さんになりたい♪」的な価値観を植え付けてる、


稚野鳥子、お前は死ね。


おまえの描いた下賤な漫画なんて規制されればいい!!
(我ながら良いオチがついたと思います)
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