2010年8月15日日曜日

幽霊について|それでも僕は信じない

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僕は科学者ですので、オカルトは信じません。


死後の世界も幽霊もないし、


地球外生命体は存在するものの、


地球に飛来したりはしない(できない)、


という立場です。


一方で僕は幽霊をよく見ます。


ネタではありません。マジです。


暗がりに軽装の青年がいるのが一番多いですが、


背後にいきなり子どもが現れることもあります。


嫁さんの首が2回転したこともあります。


一番怖かったのは真夜中の病院食堂で、


白い女に追われたことでしょうか。


神経生理の言葉を借りれば、


「幽霊は確実に僕の認知にのぼっています。」


それでも僕はそんなもの信じていません。


錯覚だと理解しています。
(厳密な意味での錯覚であり、幻覚ではないということ)


そもそも我々はジャングルの暗闇で敵から逃げるために、


「よくわかんないけど、なんかやばい。」


という思考でその場を離れる必要がありました。


1回トラに遭遇したら終わりですから、


感度を上げるために、特異度を犠牲にすることになります。


点3つを顔に解釈するというのが最も具体的な事例です。→∵


そんな回路を持ったまま、文明が発達し、


「よくわかんないけど、なんかやばい。」ことに、


意味づけがなされました。


それが幽霊だと僕は思うんです。


もちろん死への恐怖と死後の世界を定義した宗教が、


それを後ろから支えているのでしょう。


幽霊は我々の心の中にいるのです。


だけどちょっと怖いな。
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2 件のコメント:

  1. 僕もみるんだよね。
    怖いよね。
    やばいよね。

    先日は遊びに伺えなく申し訳ありませんでした。
    東京に遊びにきて下さい。

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  2. こんど金縛り選手権しましょう。

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