2010年3月22日月曜日

本当に使えるパスワード管理術

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パスワード管理の鉄則は、従来から下記のようにいわれています。




1. 数字、文字、記号を組み合わせる
2. 長いほど良い
3. 個人情報、繰り返し、連続、辞書に載っている単語は避ける
4. パスワードは定期的に変更する
5. サイト毎に異なったパスワードを設定する



↑無理。



特に4と5は無理。



暴かれたときの被害を小さくする作戦ですが、



複雑なパスワードを定期的に何個も作るなんて、



記憶力も続かないし、発想もできない。



しかもメモしたら台無しですからね。



そこで、今回は実用的なパスワード管理を伝授します。



要点は2つのみ。



1.  英小文字と数字で7桁のパスワードを1つ作る
2. 任意の位置に当該サイトの頭文字を入れる



解説します。



どこでも使える自信作のパスワードを1つだけ作ります。



英大文字と記号は使用できないサイトもあるので、



英小文字と数字のみで作ります。



使い回しがきくようにね。



例えば「k0tar0u」としてみましょう。



こたろうのアルファベット"o"を数字のゼロ"0"に置き換えています。



そこの任意の位置(例えば4番目)にサイトの頭文字を入れます。



Googleならgを入れて「k0tagr0u」に、



楽天ならrを入れて「k0tarr0u」になります。



そうすれば、例えばGoogleから個人情報リストが漏れても、



楽天で買い物されてしまう心配はありません。



7文字+1文字な理由は、



パスワードの設定でよくある、



7~11文字、8字以上、8字以内、



の3つを全て満たしているからです。



ちなみに、定期的に変更する点についてはエビデンスがないので無視します。どうしても気になるなら、例えば上記の"0"と"o"を定期的に入れ替えるとかすればいいと思います。



アレンジもできます。



決済用にはより長いものをもうひとつ用意する。
yahooのようにパスワードが2つ必要なサイトもありますから。



当該サイトの頭文字ではなく、n番目の文字を入れる。



3ヶ月毎に逆順にする。



8文字はちょっと不安なので、11文字にして、8文字のサイトは逆順で入れられるところまでにする。



などいろいろ考えられます。



アレンジをするとだいぶ複雑になりますが、



意味のない配列を覚えるよりは、



法則を覚える方が格段に楽です。



こたろ流パスワード管理術、いかがでしたでしょうか。




























既に女子高生という設定を無視。




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